「自分の気持ちややりたいことが徐々にわかるようになり、気持ちに従って行動することの満足感を知ることができました」

 

クライエントさんからカウンセリングの感想を頂きましたので、紹介いたします。

 

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カウンセリングに通って良かったなと思えたことは、定期的に自分自身の行動を振り返るきっかけを得たことが大きいです。

 

その結果、自分自身の気持ちややりたいことが徐々に分かるようになり、その気持ちに従った行動をすることの満足感を知ることができました。

 

私は、人の目、他者からの評価を気にした行動をとりすぎて、自分自身疲弊してしまっておりました。

 

カウンセリングを通して、自分が今そのときやろうと思うことが

 

「自分自身がやりたいこと」なのか、それとも「人からこう思われたいからやる」「周りの目を気にしてやる」か、どちらであるのか、考える癖を得ました。

 

はじめは、自分がやりたいと思えること自体が分からず、周りの目を気にしてやることが多かったですが、

カウンセリングの場を定期的な契機にし、選択結果を客観的に自分で顧みることを繰り返すことで、

「あの時、私がやりたかったことはどんなことだろう」、と自分の気持ちを感じようとし、徐々にですが自分の本当の気持ちに従った行動をとる機会が増えました。

 

同時に、自分の気持ちに従った行動を選択しても、その選択を快く受け入れてくれる職場や家族に恵まれたことで、自分の気持ちに沿った選択を行った際の自分自身の充実感を知ることができるようになり、これまで勝手に感じていた肩の荷を今、少しずつ下ろしつつあります。

 

カウンセリングは、私のように人の目を気にしすぎて、日々の生活や生きることに疲れてしまった方とか、その結果、すべてにおいてやる気がわかない方、やる前から、どうせ〇〇って考える癖がついて楽しめない方に勧めたいです。

 

あとは、ただ寄り添ってくれるだけのカウンセリングに良さを感じない方ですね。

 

よくわからないですけど、前に通院していた心療内科ではこういうカウンセラーさんが多かった気がします。

 

私の話すことに対して、ただ「そうだね、そうだね」って言ってくれるだけ、みたいな。私はそういうカウンセリングが苦手でした。

 

山崎さんは、いつもはっきりと言ってくれるので私にとってはすごく相談しやすかったです。

  

今はおかげさまで、とても楽に日々を過ごすことができるようになり、本当に感謝しております。

 

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ありがとうございます!

 

この方は、去年の夏ころから今年の初めくらいまでカウンセリングをご利用いただいておりました。

 

「人の目ばかり気にしすぎて、自分が何をしたいのかがわからないことが本当に辛い。苦しい」というのがご相談内容でした。

 

幼少期の家族関係が原因かなと思うのですが、ずっと人の顔色を窺って、周りが望む行動をとることが完全に習慣になっていて、本人が言うように「私がやりたいこと」なのか「周りの目を気にしてやっていること」なのかの判断が全くついていなかったのです。

 

その結果、仕事や人間関係において知らぬ間にストレスが蓄積して、でもどう対処してよいのかわからなくて、藁をもすがる思いでカウンセリングにお越しになりました。

 

私がこの方についてとても印象に残っているのは、私の前でとても明るく元気に振る舞うんですよね。

 

すごく苦しんでカウンセリングに来ているはずなんですが、自分の辛さを出すことができずに、無理に明るく振る舞ってしまう。

 

カウンセリングの場面でも、目の前のカウンセラーに気を使いすぎてしまう。

 

これがこのクライエントさんの長年の習慣であり、苦しさなんですよね。

 

これだと、会社でも緊張するだろうな…

 

自分がどうしたいかを考える前に、体が勝手に動いちゃうんだろうな…

 

こう感じたことを覚えています。

 

カウンセリングでは、自分の気持ちに焦点を当て、「どうすべきか」ではなく「どうしたかったのか」を定期的に振り返って頂きました。

 

その結果、徐々に自分の気持ちややりたいとが掴めるようになり、それに伴い少しずつ行動が変わってきたのです。

 

「趣味のテニスの時に、いいショットが決まってすごく喜びを感じていることがわかったんです。こういう感情を感じられるようにしていけばいいんですね」

 

「お母さんが嫌がるようなことを言わないようにして嘘をつく癖がずっとあったんですけど、嘘をつくのをやめて本当のことを言ってみました。怒るかなと思ったけど怒らなくて、嘘をつく必要がないんだな、と思いました」

 

こんな報告が増えてきました。

すごいことですよね。

 

自分の気持ちに気づくだけでもすごいと思いますけど、気持ちを優先して行動を変えるというのは本当に勇気がいることです。

 

加えて、本人が自分の気持ちを優先して行動した結果、職場でも家庭でも本人が恐れていたような人間関係の摩擦は起きなかったんですよね。

 

そこでようやく、「人間関係は私が思っているほど危険なものではなかった」と気づくことができたのです。

 

クライエントさんの言葉を借りると、「これまで勝手に感じていた肩の荷を、少しずつ下せるようになった」のです。

 

本当にすごいです。

 

そしてさらにすごいのが、このクライエントさんはお酒をたくさん飲む習慣があったのですが、最終的にはお酒をやめることができたんですよね。

 

自分の気持ちに気づき、行動が変わって楽になり、お酒が必要なくなった。

 

本当にがんばりましたし、私も多くのエネルギーを頂きました。

 

カウンセラーとして支援をさせて頂けたこと、とても嬉しく思います。

  

本当にありがとうございました!

 

あと、色々とはっきり言っちゃってすいませんでした(笑)。