「これが自分を大切にするということなのか!」とようやく気付くことができました。

 

クライエント様より、こんな嬉しい報告を頂きました。

 

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この前、仕事帰りにパン屋さんを通り過ぎた時に、美味しそうなフルーツとクリームがのったパンがあったんです。

 

「あ、美味しそうだな。食べたいな」と思ったんですが、夜ご飯にするにはちょっと重いかなと思ってそのままお店を通り過ぎました。

 

でも、やっぱり食べたいなー、今日は仕事疲れたから食べたいなー

 

いやいや、食べたらまずいよ、今日は遅いし、夜ご飯は軽めにしないと

 

こんな葛藤を30秒くらい繰り返したんですが、そこでいつもと違う感覚になって。

 

ふと我に返るというか

 

そういえば、私はいつもこうやって、「ああすべきだ」「そんなことしちゃだめだ」って自分に言い聞かせて

 

朝から働いて、残業して、苦手な人間関係もがんばって、それで疲れた帰りに好きなパンを食べることすら自分に許してあげられないなんて

 

私ってかわいそうだな

 

今まで色々とありましたけど、心からそう思えたのって初めてかも。

 

それで、すぐに引き返してそのパンを買ったんですよ。

 

そしたら、買った時に普段感じないようなワクワク感と、幸せな気持ちになったんです。

 

「このパンを食べられるぞ!」「早く帰って食べたい!」って。

 

そうか、これがカウンセリングで言われてた「自分を大切にすることなのか!」と思いました。

 

カウンセリングで良く言われてたのでわかってはいたつもりでしたが、ようやくわかった気がします。

 

私は今まで、好きなことをするとか、美味しいものを食べるって、ストレス解消でしかなくて。

 

マイナスをプラスにすることしか考えてなかったんですよ。

 

でも、自分を喜ばせるというのは、ゼロをプラスにするし、プラスをもっとプラスにしようということですよね。

 

みんなこうやってるんですかね。

 

自分が楽になるとか、楽しいとか、嬉しいとか、ワクワクとか。

 

こういう時間を増やすということなのかな。

 

そんな自分をちゃんと許してあげることかなと思いました。

 

なんか、やっとコツをつかめた気がします。

カウンセリングでお力になることができ、とても嬉しいです。

 

この方は、去年の秋ごろから定期的にカウンセリングを受けてくださっています。

 

トップページの下の方に書いてある「カウンセリングによる共依存克服のプロセス」の、ステップ3をがんばってもらっています。

 

カウンセリングに来る方の多くは、幼少期の家庭環境などが原因で、自分の気持ちを抑圧する習慣ができています。

 

「辛い」ことがあっても「辛い」と認めないほうが傷つかなくて済む環境で、一生懸命に生きてきたのです。

 

自分の気持ちよりも、目の前の相手との人間関係を常に優先し、できるだけ波風を立てずに、静かに過ごす。

 

本当に大変だっただろうと思います。

 

よく頑張ってきたと思います。

 

そんな方は、「たまにはリフレッシュしなよ」「楽しむ時間を作ってさ」みたいに人からアドバイスされても、不得手なんですよね。

 

なぜなら、「辛い」「さみしい」「悲しい」などのネガティブな感情を抑圧してきた代償として、「嬉しい」「楽しい」「ワクワク」「幸せ」などのポジティブな感情まで味わいづらくなっているからです。

 

「私って、仕事帰りに美味しいものを食べる時に幸せを感じるんだよねー」

 

「私はお金はそんなになくてもいいから、定時で家に帰って、趣味を楽しめる生活があればとても嬉しい!」

 

嬉しい、楽しい、ワクワク、安心安全、幸せを感じれば、自分がどうありたいのかがよくわかります。

 

どんな自分なら後悔しないのか、どんな生活が嬉しいのか。

 

それがわかるから悩むし、人に相談するし、そのために仕事やパートナー、住環境を選んだりして「少しでも自分の気持ちを大切にした生活」を築こうとするのです。

 

なので、嬉しい楽しいがわからないと、当然ながらそこまでいかないんですよね。

 

ただ、目の前の仕事をこなし、人間関係をこなし。

 

嬉しいことはないわけでもない。

 

でも、不安や辛さが勝る。

 

そんな不安や辛さはできるだけ考えないようにして。

 

そうやって生きている人が多いんです。

 

感情を抑圧して生きてきた人は、感情をきちんと味わえるようになることが大事ですが、それだけでなく、

 

自分が何をしている時が嬉しいのか、どんなことに喜びを感じるのか、という「自分探し」が本当に大きな課題なんですよ。

 

カウンセリングでは、私が一緒に伴走するイメージで、日々の出来事やそれについて感じたことなどを共有し、課題を点検していきます(人によりカウンセリングの内容や進め方は様々です)。

 

今回のクライエントさんのように、「変わる瞬間」にカウンセラーとして関わることができ、私はとても嬉しいです。

 

自分を喜ばせる経験を定着させて、より自尊心を育くんでいけるように、引き続きがんばっていきましょう。