一人暮らしを反対する親を説得したいあなたに知ってほしい「境界線の引き方」

 

今日は、親との同居が負担で一人暮らしを始めたいけど、親が許してくれないことで悩んでいる方に向けて記事を書きます。

 

親との関係を負担に感じているあなたは、一人暮らしを前々から考えているものの、親の反対もあり、なかなか家を出ることができずに悩んでいます。

 

そんなあなたの心の中を書いてみます。

 子どもの頃から、学校で嫌なことがあってお母さんに話をしても、毎回返ってくるのは正論ばかり。

 

学校の先生が嫌で、それを聴いてもらいたかったんだけど、「先生の悪口を言ってはいけません」とか「それで、お母さんにどうして欲しいわけ?」とか、そんなのばかり。

 

言っても仕方ない。何もわかってくれない。

 

そんな気持ちは小学生の頃からずっとあった。

 

それは社会人になった今でも変わらない。

 

私が仕事の不満を聴いて欲しくて愚痴を言うと、「お母さんの頃なんてやりたい仕事もできなかった」「あなたはいいわね、大学まで出てやりたい仕事につけて」って…

 

なんでいつもそんなことしか言えないの?

 

「大変だね」の一言でいいの。

 

なんでわからないの?

 

毎回、言わなきゃ良かったと後悔。

 

でも、ついつい言ってしまうバカな私。

 

期待してもムダなのに。

 

それで、友達で私と同じように親で疲れちゃう子がいて、「一人暮らし始めたらとても楽になった」と言ってた。

 

だから、私も家を出たいなと本気で考えてる。

 

でも、この前、親に思いっきり反対されちゃった。

 

お母さんは「あなた、今だって洗濯とかご飯とか、全部お母さんにやってもらってるじゃない。自分じゃ何もできないのに、一人暮らしなんて無理に決まってるでしょ!」

 

お父さんは、「一人暮らししたら毎月いくらかかるかわかるか?うちから通えば経済的なんだから」

 

だってさ。

 

私、もうすぐ30だよ?

 

いつまで子ども扱いするの?

 

粘ってみたけどダメだった。

 

でも、諦めたくない。

 

家から出たい。

 

親から離れたい。

 

だけど、親を説得できる自信がない。

 

どうやったら説得できるかな。

 

厳しいな…


「伝えること」と「納得させること」は別である。

 

こんな悩みを抱えているあなたは、とても真面目で優しい方です。

 

職場でも協調性に優れ、気配りができる方なのではないかと思います。

 

さて、そんなあなたに質問です。

 

「自分の意思を伝えること」と「相手を納得させること」

 

この2つが別であることがわかりますか?

 

この違いがわからないと、あなたは親を説得することに時間をかけ、結局いつまでも家を出ることが難しくなるでしょう。

 

まず、大前提としてあなたに伝えたいです。

 

一人暮らしをするかしないかは、あなたが決めることができます。

 

本当ですよ。

 

あなたが一人暮らしをしたければ、してもいいのです。

 

え?

 

親が反対するからできない?

 

はい、そうですね。

 

あなたの親は反対してます。

 

でも、そこからどうするかは自分で決めていいんですよ。

 

あなたが親との関係を安全に保つことを選ぶのか。

 

それとも、自分の気持ちを大切にするのか。

 

そこはあなたの責任で選ぶべきことなのです。


相手を納得させようとすればするほど、人間関係の摩擦は増える。

 

あなたは一人暮らしをするために、毎回のように次のようなやりとりを繰り返していませんか?

(青字があなたです)

 

「私、やっぱり一人暮らししたいんだけど…どうかな?」

 

母「この前も言ったでしょ。一人で何もできないじゃない」

 

「それは一人になってみないとわからないよ。ちゃんとやるから」

 

母「口だけでしょ?休みの日なんていつも疲れて寝てるじゃない。一人暮らしなんて無理よ」

 

「私が疲れるのは、お母さんがいつも一方的だからじゃない!」

 

母「そうやってすぐにお母さんのせいにして!」

 

父「もういい加減にしなさい。ダメなものはダメだ!」

 

「わかった!もう二度と言わないから!」

 どうですか?

 

変わらない相手を変えようと必死になり、その度に嫌な気持ちになり、時間だけが過ぎる。

 

あなたに募るのは、強い無力感と、わかってもらえない悲しみ、怒り、惨めさ。

 

これが、共依存傾向にある人によく見られる「納得させる」コミュニケーションです。

 

納得させようとすればするほど、相手の土俵に引きずり込まれ、傷つき、傷つけ、を繰り返す。

 

このコミュニケーションが習慣になっている人は、常に人間関係に強いストレスを感じています。

 

あなたもそうではないですか?

 

では、そんなあなたが、今よりももっと楽になるために身につけるべきコミュニケーションを紹介しますね。

 

※関連記事

境界線(バウンダリー)を引くということは「相手に納得してもらうこと」ではなく、「あなたの考えを伝えること」である。


相手との考えの違いを確認して、「あなたの意思を伝える」

 

「私、やっぱり一人暮らししたいんだけど…どうかな?」

 

母「この前も言ったでしょ。一人で何もできないじゃない」

 

「それは一人になってみないとわからないよ。ちゃんとやるから」

 

母「口だけでしょ?休みの日なんていつも疲れて寝てるじゃない。一人暮らしなんて無理よ」

 

父「経済的にも今の方が楽なんだから、今のままでいいじゃないか」

 

「やっぱり二人は反対かー」

 

母「反対も何も、あなたには無理だってば」

 

「そっか…。お父さんとお母さんが一人暮らしに反対なのはよくわかったよ。心配してくれてありがとね。でも、どうするかは私が決めることだから、よく考えて決めるね」

 

母「そんなこと言ったって、あなた一人じゃ何もできないでしょ?家事とかできなくて困ったらどうするの?」

 

「それで困るのも私の責任だし、お母さんには頼らないから。心配してくれてありがとね」

 

父「とはいっても、お金がかかるしもったいないじゃないか」 

 

「そうだね。でも、自分のお金を何に使うかは私が決めることだから」

 

母「ちょっとあなた、なに勝手なこと言ってんの!」

 

「お母さんとお父さんは反対だということはわかったよ。それは残念だけど、あとは私が決めることだから。私ももうすぐ30だし、自分のことは自分で決めれるから。詳しく決まったら報告するね」

 

ここまで。

 

納得させるコミュニケーションと比べてみて、いかがですか?

 

相手をコントロールする必要はない。

 

言い合う必要はない。

 

相手と自分の考えの違いを確認して、あとは自分で決めるだけ。

 

これが、自分と相手との間に「境界線を引く」ということです。

 

境界線を引くことができれば、今よりも人間関係のストレスが減ることはわかりますよね?

 

だから、あなたは一人暮らしをすることができる。

 

あなた自身が、これからどうするかを決めていいんですよ。


「自分の気持ちを優先して行動すること」への恐れと向き合う。

ここまで読んだあなたは、解決への糸口を掴んだ感覚をもてた一方で、別の不安を感じているはずです。

 

「お母さんを怒らせてしまっていいんだろうか?」

 

「2人が許してくれなかったらどうしよう。こんな時、みんなどうしてるの?」

 

「お母さんが言うように一人暮らしがうまくいかなかったらどうしよう…」

 

そうですよね?

 

これまで、目の前の相手との人間関係を優先して行動してきたあなたを待ち受ける次の難関。

 

それは、「自分の気持ちを優先して行動することへの恐れと戸惑い」ではないでしょうか。

 

自分の気持ちを大切にするということは、つまり、自分の責任で行動するということです。

 

怖いけど、やってみる。

 

不安だけど、前に進んでみる。

 

みんな反対するから悩むけど、でも、後悔したくないから私の意思でやってみる。

 

この不安や恐れとどう付き合うか。

 

また、自分の気持ちを優先したことで生じる人間関係の摩擦をどう捉えて、どう向き合っていくか。

 

これもあなたの大きな課題なのです。

 

こんな課題を抱えるあなたが、今すぐに取り組める具体策として、以下のブログ記事を紹介します。

 

親や上司から支配を受けて苦しんでいるなら、あなたにできる小さな「境界線」を引くところから始めなさい!

 

職場で仕事を頼まれたり、友達に誘われたりするとすぐにOKしてしまい断れないあなたが、少しづつ断れるようになるための取り組みのヒント

 

ぜひ読んでみて、できることから始めてみてください。

 

とはいっても、このようなあなたの習慣や考え方を一人で変えていくことは本当に困難なことです。

 

だからこそ、専門家を頼って頂きたいと思います。

 

カウンセリングでは、あなたが変わりたい自分に近づくために、課題を整理し、できることを一緒に考えさせていただきます。

 

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