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カウンセリングって、何をするんですか?

 

 

「カウンセリング」という言葉は、皆様にとってだいぶ馴染みのあるものになってきたように感じますが、まだまだ「謎だ」と感じる方が多いとうのが実際でしょう。

 

「一体何をやってるの?」

 

「話を聴いてもらうだけで何か変わるの?」

 

「お金が高いし、効果がわかりづらいから敷居が高い」

 

「友達が受けてみたけど、『話を聴いてもらっただけで終わってしまい意味がなかった』とか聴いたけど…実際どうなの?」

 

そう思うのは、とても自然のことだと思います。

 

カウンセリングルームのホームページには「どんなことでもお気軽にご相談ください」と書いてあるものの、肝心な「どのように悩みを解決するのか」がよくわからないと感じてしまいますよね。

 

では、カウンセリングとは一体なんなのでしょうか。

 

できるだけ皆様がイメージをしやすいように、説明をしてみますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

 

まず、カウンセリングというと「精神的に不調な人」「具合が悪い人」が受けるもの、と思っている方が多いでしょう。

 

確かに、実際にカウンセリングにお申込みをされる方の大半が「今とても困っている人」「すごく悩んでいる人」ですし、実際にうつ病やトラウマなどのメンタルヘルス問題を抱えている方も少なくありません。

 

お申し込みをされた方から、「精神科に行くべきだったのか、カウンセリングなのかよくわからなかったけど、精神科は敷居が高いのでカウンセリングにしました」と言われることもあります。

 

このブログを読んでいるあなたも、もしかしたら、「私はどこに相談すればいいの?カウンセリングがいいのかな。それとも気分も落ち込んでいるし、精神科とか心療内科がいいのかな…」と悩んでいるのかもしれません。

 

カウンセリングか。精神科か。

 

この判断は、やはりカウンセリングについての説明が不足しているからこそ迷うのだと思います。

 

今回は、カウンセリングについて、主に「精神科の診察との違い」を切り口に説明していきます。


診察とカウンセリングの違いとは?

 

それでは、具体的に話を進めます。

 

まず、風邪をひいた時を例に説明していきます。

 

<診察> 

 

医師が症状を聴いて診断をして、症状を緩和するために薬を処方したり、助言をする。

 

<カウンセリング>

 

カウンセラーが、その人の生活や性格的な特徴を把握して、風邪を早く治すための生活習慣の改善であったり、そもそも風邪をひかないための習慣づくりについて助言するのがカウンセリング

 

本当におおまかに言うと、このような説明になります。

 

これだけでも「あー、そういうことなんですね」と喜ばれることが多いです。

 

より詳しく言うと

 

風邪の症状を聴いて診断して、薬を出す。

 

これだけなら、5分くらいあれば足りるかもしれません。

 

でも、風邪を早く治すための生活習慣の改善であれば、まずはその患者さんのことを深く理解する必要があります。

 

・どんな生活をしているのか

 

・家族と同居か、一人暮らしか

 

・家族との関係はどうか

 

・どんな仕事をしているか

 

・仕事は忙しいか

 

・どんなことにストレスを感じているか

 

・どんな性格的な特徴があるか

 

・性格的な問題で困っていることはないか

 

・無理をしやすいところはないか

 

・マイナス思考ではないか

 

・運動する習慣はあるか

 

・お酒やギャンブル、買い物など、生活の中でコントロールがうまくできない問題はあるか

 

・疲れたときにどうやって過ごしているか

 

・相談できる人は周りにいるか

 

・困ったことがあれば人に相談できるか

 

・金銭的な問題で困っていないか

 

などなど

 

時間をかけてその方のことを深く理解していく必要があります。


悩みごとの根本の原因になっている「考え方の癖」や「生活習慣」を一緒に点検していく。

 

話を聴いていくと、

 

「薬を飲むことで症状はある程度おさまる可能性はあるけど、普段から無理をしやすいところがあるから、それだとこれからも慢性的に疲れていて風邪をひきやすいかもしれませんね」

 

「もうちょっと仕事を断れるようになったり、相談できるようになった方が、より健康的で風邪をひきにくい生活ができるかもしれませんよ」

 

といった、その人にあった課題が挙がってきます。

 

さらに深く詳しく聴いていくと、子どもの頃から親に「甘えるな!」ととても厳しくされてきて、そもそも「断る」ことに強い罪悪感を持ちやすいとか

 

ずっと我慢することが習慣になっていて、何が自分にとって辛いことなのかがよくわからないとか

 

人によって様々ですが、問題の本質に近い課題を探ることもできます。

 

その課題を共有し、問題の解決に向かって一緒に取り組んでいくのです。

 

簡単な説明になりますが、これがカウンセリングです。

 

風邪を他の悩みに置き換えて説明してみます。

 

「眠れない」

 

症状を聴いて、睡眠薬や不安を和らげる薬を出したり、働ける状態かどうかを判断して診断書を書いたりするのが医師の診察

 

カウンセリングでは

 

眠れないのはどんな時か、何がストレスなのかを確認する。

 

例えば、仕事のミスがあった時に「私はもう上司から嫌われたに違いない」など、極端な考え方の癖があり、それで不安になり眠れないなら

 

その考え方の癖を修正していくのがカウンセリング。

 

気持ちの切り替え方を一緒に考えるのがカウンセリング。

 

ミスがなくなるように考えるのがカウンセリング。

 

などなど、悩みや本人の特性に応じて

 

色々な課題を洗い出して改善に向けて一緒に取り組んでいきます。

 

スポーツジムに行くとトレーナーがいますよね。

 

目標を設定して、一緒に考えてくれ、伴走してくれますよね。

 

それと同じイメージです。 

ただ、これはあくまでも私の経験に基づいた「カウンセリング」であり、もっと色んな形のカウンセリングはあると思います。

 

相談者のニーズが「話を聴いてもらうだけでいい」ということももちろんあります。

 

その時は話の聴き役に徹しますが、多くの方が具体的な解決を求めてカウンセリングにお越しになります。

 

体調がいつも悪い

 

勝手に涙が出たり、朝起きると石のように体が重い

 

子どもにすごいキレ方をしてしまう

 

眠れない

 

パワハラを受けている

 

仕事に行きたくない

 

生きていていつも不安になる

 

人の顔色が気になる

 

ずっと死にたい気持ちがある

 

家に帰ると暴飲暴食が止まらない

 

いくら注意されてもミスが減らない

 

苦しい悩みを抱えながらも解決の手立てがないというのは、言うまでもなく本当に辛く苦しいことです。

 

だから、カウンセリングでは、まずはあなたの悩みを、そしてあなたを深く理解して、問題の本質を紐解いていきます。

 

一人で悩んでいても、なかなか解決に向かいづらいのは、あなたの解決の仕方や考え方、人への頼り方などにおいて、きっとあなたのパターンがあるからではないでしょうか。

 

プロ野球選手で例えるなら、あなたのバッティングフォームにはきっとメリット・デメリットがあり

 

今は、きっとバッティングフォームを点検しないといけない時なのかもしれません。

 

だからこそ、そのバッティングフォームを点検するお手伝いをするのがカウンセリングです。

 

点検して、変えるかどうかを一緒に考えるのもカウンセリングです。

 

今のバッティングフォームが完成されるまでのプロセスを一緒に整理するのもカウンセリングです。

 

ここまで読んでいただいて、少しイメージを持って頂くことができましたでしょうか。

 

他にも当方のブログを読んでいただけると、よりカウンセリングのイメージを持ちやすいかなと思います。

 

良かったらぜひ他のブログ記事も読んでみてください。

(ちなみに、カウンセリングを受けた方から寄せられた感想もまとめています→カウンセリングの効果・感想

 

カウンセリングを一度受けてみたいと思ったら、ぜひお気軽にご連絡ください。

 

いつでもお待ちしております。